おのぼりOL適当日記

おのぼりアラサーが東京で共働き子育てをするブログ。保有する資格,所属する組織とは全く関係なく,個人的意見・思想に基づいて書き散らします。

Does it sparkle joy?

更新が2ヶ月以上も途絶えてしまった〜

その間にしていたことや考えたことを,少しずつまた書いていこうと思います。

さて,まず,8/28から9/28までは,

ひたすら家の掃除・断捨離・収納の見直しをしていました。

なぜこんなにはっきりと日付を言えるのかというと,毎週火曜日に来てもらっている家事代行の方と一緒に,8月末あたりの火曜日に検討を始めて,そして9/28に「終わった…ちょうど1ヶ月かかった…」と思った覚えがあるからです。

 

我が家は2LDK。寝室とリビングと,死んでいる部屋が1つでした。

死んでいる部屋には,クローゼットから溢れた物や,本棚,オムツのストック,アルバムなど,ありとあらゆるものがありました。

この死んでいる部屋を片付けようとして,失敗するということが何度も続いていたのですが,今回はこの部屋を含む全ての部屋を一気に片付けました。片付けが終了してから1ヶ月以上たっているのにリバウンドしていないことからすると,成功と言っていいでしょう。

 

今後のために,片付けのために何をしたか,何が役に立ったかを残しておきます。

やったことは大まかに以下の通り。

 

  1. 本を読む
  2. どんな生活をしたいか想像する
  3. 捨てる
  4. 残す物の収納場所を決めて入れてく

 

順に記載します

 

1.本を読む

 正直今までの人生で片付けうまくいったためしがないのと,実家もごちゃごちゃしているので自分にはセンスがないと判断し,ノウハウを学ぶべく本を読みました。

 

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法

 
いつでも「きれいな部屋」になる 片づけベタでもできるやさしい収納

いつでも「きれいな部屋」になる 片づけベタでもできるやさしい収納

 
あえて選んだせまい家 (正しく暮らすシリーズ)

あえて選んだせまい家 (正しく暮らすシリーズ)

 

 

他にも門倉多仁亜さんの本や,ゆるりまいさんなどいわゆるミニマリストの本もかなり読みました(さっき本棚を数えると12冊ありました) が,この3冊が自分としては一番しっくりきました。

特にこんまりさんはすごく「私に合ってる…!!」感がビンビンしてたので,著作は全て購入して読み込みました。でも一番読み返したのはこの漫画本です。こんまりさんのエッセンスが凝縮されている素晴らしい本でした。

 

 

2.どんな生活をしたいか想像する

こんまり信者か…と思ったあなた。そうです。こんまりさん最高です。私も今までは「ときめくものだけ残す」って何いってるの?見た目も黒髪少女だしなにスピリチュアルなの??と思っていたのですが,実際問題,部屋が汚いのは心の問題だと思うようになりました。この「ときめくかどうか」という指標だけを与えてくれた彼女はまじで素晴らしいと思います。

こんまりさんの本によると,片付け(というか捨てる作業)を始める前に,自分がどんな生活をしたいか想像する必要があります。

 

私もしっかり考えました。1で読んだ本にはたくさんの素敵な部屋が載っています。また,RoomClipという部屋SNSアプリもめちゃくちゃ見ました。

 

北欧系?カフェ系?モノトーン系?

それともアジアン??

 

ここで些細ですが非常に重要なのは,「どんな部屋に住みたいかではなく,「どんな生活をしたいか」であります。

 

コーヒーを飲んだりスマホをいじったりしながら2日ほど真剣に悩んだところ,「北欧ミニマルでもなんでもいい」「とにかく物を探す生活をやめたい」「どこに何があるか分かっている生活がしたい」「あとは全てオプションである」というリトル私の声がはっきり聞こえました。

 

そうなのです。役所に出す書類を探したり,あのスカートどこだっけと探したり,祝儀袋を探したり,そういう行為がほんっっっっっっとうにストレスだったので,何かあればスッと見つけられる生活,そういう部屋であればスタイルは何でもいいやと思いました。

 

 

3.捨てる

めちゃくちゃ捨てました。ときめかないものをどんどん捨てました。

片付けの鉄の掟として「他人のものを勝手に捨てない」というのもあるので,休みのたびに夫婦それぞれで仕分けしまくりました。

ときめくかどうかというのは非常に面白いです。

「高かった」「まだ着られる」「おばあちゃんがくれた」

でもときめかない!全くときめかない!

というのは世の中(部屋の中)にはたくさんあるからです。

 

なお,ときめくかどうかは,アメリカではsparkle joyで表現されているそうです。めっちゃいい訳やん…

 

 

70ℓのゴミ袋を何個捨てたか全くわかりませんが,10や20ではないと思います。

1日にゴミ置場を3往復することもありました。

 

 

4.残す物の場所を決めて入れていく

さてついに収納です。

私は別にオシャレにしようとかは思っていないので,収納用品は無印にしました。ネットで注文できるし,寸法が細かく載っているし,バラエティに富んでいるし,その上別の物でも奥行きが一緒だったりして小憎いからです。一部キャンドゥ・ダイソーなどの百均も利用しましたが,ほとんどは無印です。

 

この時期のカード決済を見たところ,無印に6万円ほどぶっ込んだようです。

 

無印の収納用品のうち何を買うか,どう入れるかは,上の「片付けベタでもできる〜」が大変参考になりました。本に付箋をはりまくりました。

同じ種類のものをまとめ,よく使うものを上へ,あまり使わないものを下へ。

めっちゃシンプルです。

 

 

そして重要なのがこれ!!!

ラベルライター!!

ブラザー工業 ラベルライター P-touch J100 ホワイト PT-J100W

ブラザー工業 ラベルライター P-touch J100 ホワイト PT-J100W

 

 

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これはもう絶対に必要。誰かと暮らしているなら,これなくしてお片づけは終わらない。

色々片付けても,外から一見して分からなければまた一つ一つ開けることになり,結局ストレスです。同居人にあれどこと聞かれるのもストレスです。

繰り返しますが私はオシャレとかどうでもよかったので,これでどんどん貼りまくりました。

 

キッチンに並べた無印の箱には「子供お菓子」「大人お菓子」「カレー・ラーメン」などぺたぺた貼りました。

トイレの棚の並べた箱には「トイレクイックル」「トイレブラシ替え」など貼りました。

 

画期的すぎる…

 

夫が「替えの電球ってどこだったっけ?」と言ってきても,「奥の部屋の机の横の棚の中にある電球って書いてある箱の中」と答えたら終わりです。

夫はそれで覚えられるし,次に電球を買ってきたらそこに入れてくれるわけです。間違えようがありません。だって電球って書いてあるんですから。

 

これ,もし書いてなかったら,めちゃくちゃ説明大変なのお分かりでしょうか。

 

こんな感じで,キッチン,トイレ,洗面所,リビング,死んでた部屋(過去形!),寝室をどんどんやっつけていきました。

 

 

毎日毎日取り憑かれたように取り組んで,それでも丸1ヶ月かかりました。

 

そしてこの1ヶ月で,人生が変わったような気がします。

あれ以来,探し物はしていません。

 

いい経験だったーーーー

やさしい世界

たまに,まわり全員が子供に優しいというミラクルな状況に遭遇することがあって,今日の保育園の帰り,マンションのエレベーターがまさにそれだった。

 

息子がグダグダして乗り込まないので,「すみません,先に行ってください」と言ったのだけど,初老の男性が「いいよいいよ,ボクちゃん,おいで〜」と開ボタンを押しながら待ってくれて,他の人もニコニコ。

 

若いカップルの女性が「あんたの顔が怖いから乗れないんじゃないの〜」などと連れの男性に軽口を言い,サングラスの彼は「うわーそうかも!ごめんね!」と応じる。

 

申し訳ないので抱きかかえて乗り込む私。

みんな「乗れたね〜」とニコニコ。

 

私より少し年上の女性が,息子が付けているアンパンマンのスタイを見て「かわいい。アンパンマン好きなのね。」と言ってくれて,息子は自分でスタイを指して「あんまんまん!」とドヤ顔。「いいわねえ。うちの子も昔好きだったのよ。今はプリキュアなの」。聞くと小学生のお子さんがいるらしい。

 

各階で人が降りていって,その度に息子は手を振っていて

 

私たちが降りるとき,ずっと黙っていた中年の男性が開ボタンを押してくれて,「この時期は抱っこしていると暑いでしょう。頑張ってね」と笑顔で見送ってくれて

 

 

なんかすごいびっくりした。

やさしい世界だった。

 

正直,駅のホームでぶつかられることもあるし,信号で待ってるだけでも舌打ちされることもあるし,子供を連れていると(しかも夫がおらず私と息子だけだと),外では嫌な思いをすることの方が多い。

 

今日のやさしさにはめまいがした。

 

同じマンションで住民同士だから?(険悪になりたくない?たぶんこれが一番大きい)

通勤じゃなくて帰宅時だったから?(気持ちに余裕があった?)

しかも金曜の夕方だったから?

さらに小さな空間だったから?(善意が伝染しやすい?)

 

 

なんだか色々考えさせられた。

子育てしやすい社会の実現〜とか言ってるけど,そのヒントがある気がした。

ベビーカーがあるのに乗らない問題

息子1歳9ヶ月。ベビーカーに乗らない。正確にいうと,気が向かないと全力で拒否する。(正直,全身であんなに感情を爆発させられるなんて羨ましい限りだけど,それはまた別のお話)

 

まだ子供を産む前,ベビーカーに荷物を載せて抱っこで歩いている人を見て,なんでだろうと思っていたけれど,何が何でもベビーカーに乗らない子がいる場合,そうなってしまうのは当然だった。

 

先日など,ベビーカーを拒否してゆっくりゆっくり歩き,ときどき立ち止まって葉っぱを見たりして,やっと家から100メートルほど来たと思ったら,両手を伸ばして抱っこをせがんできて,ベビーカーに乗ろうよと説得するも聞き入れられず,結局,11kgの息子を片手で抱っこして,もう片方の手でベビーカーを押して15分歩いて耳鼻科に行った…。きっつーーー(なおこの時,夫は,順番取りのために先に行っていた)

 

では初めからベビーカーいらないんじゃない?と思うかもしれないけど,なんと,帰りはむしろベビーカーに乗りたがったりするんですねーーー

きっつーーー

 

保育園の行き帰りもそういうことが行われるので,本当に,本当に,自宅から近い保育園に転園できて良かったと思う。

歩いて7分だから,何があってもまあ耐えられる。

金曜日は持ち帰りの荷物が多くて大変だけど,まあ,耐えられる…。

 

 

息子がこのまま体重増えていったらどこまでできるかな。

今は,少しずつ少しずつ重くなっているから,忍者の修行みたいな感じで,いつの間にか11kgでも片手抱っこできるようになったけど。

今調べたら,4歳頃には平均体重が15kgに達するらしい。

その頃には話が通じるようになっているといいな。

お腹が弱いけど夏はかき氷を食べなければならない

水天宮から少し北,甘酒横丁にある,ほうじ茶のお店。

 

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ほうじ茶専門店なので,ほうじ茶かき氷を。

 

この上のホイップクリームがめちゃくちゃうまい。これと一緒に食べる氷が全てと言ってもいい…。これが無くなったら,あとは下に詰まっているアンコに出会えるまで,頑張って食べるしかない…(個人の感想です)

 

夏はかき氷。特にお茶のかき氷が好き。

お腹が弱いけど,夏は絶対にもりもりのかき氷をお金払って食べなくちゃダメ。

 

 

 

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ちなみに,店舗1階ではほうじ茶ソフトクリームも食べられる。これも美味。 でもやっぱり,時間があれば並んでかき氷を食べて欲しい。

どんどん育つ 勝手に育つ

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ランチにステーキ丼。

最近,意識的に肉を食べるようにしています。

 

 

 

 

 

息子1歳9ヶ月を見ていると,人間の仕草というか感情表現方法って面白いな,と思う。

 

息子はアンパンマンが大好きなのだけど,黒バラ女王とか氷の女王のような,画面が暗くておどろおどろしい音楽が流れる話のときは,親にぴったりくっついてきて,たまに悲しそうな顔をしてこちらをチラチラ見てくる。手を握ってあげないと見られないこともある。(この場合の「悲しそうな顔」というのは,眉をハの字にして口は少しだけ開いた顔)

 

保育園で習ったと思われるダンスを1人で踊っていて,私や夫が興味津々でじっと見つめると,笑って舌をちょろっと出し,つまりは照れて,止めてしまう。座り込んで笑顔で首を傾げる。

 

私に騙されて,大嫌いなミカンを口に入れられたときは,下唇を突き出して怒る。

 

オムツを替えられたくないとき,まだ寝たくないとき,つまりは意思に反してやりたくないことを言われたときは,首を左右に振って「や!」と言う。

 

 

どれもこれも,教えたわけじゃないのに,勝手にできるようになる。

(親がやってるのを見て真似しているのではない。だって30代夫婦が舌出しててへぺろとか「や!」とかしないでしょ)

 

面白いな。DNAに刷り込まれているのかな。

動物行動学とかはこういう研究をしているのかな。

息子を見ていると,いろいろ考えさせられて面白い。

 

それが行きすぎてプチ実験みたいになって夫にたまに注意されるのだけど,それはまた別のお話…

 

 

有名店

サラベスでフレンチトーストを食べた。

 

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ここに来たらいつもフレンチトーストを食べる。

NYで食べたのを思い出す。

 

エッグベネディクトを食べている客が半分くらい,フレンチトーストはちらほら。たまにアフタヌーンティセットみたいなやつを食べてる人もいる(そんなのあるんだ)

 

でも一番目を引いたのは,単にコーヒーだけ飲んでおしゃべりしている老夫婦。

 

こういうところに来て,目立つものを食べず,コーヒーだけ。

何が有名とか関係ないんだろうね。

なんかおしゃれだな,と,毎度毎度料理の写真を撮ってしまう俗物の私は思うのでした。

カフェでモーニングを食べる

近所のチェーン系カフェでモーニングを食べている。

息子は夫が保育園に連れて行った。

 

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美味しくて安い。手間いらず。カフェのモーニングはすごい。

 

 

モーニングで思い出すことがある。

大学で出会った友人(男)。小さい頃に両親が離婚して母親に引き取られたとのことだった。

その彼が,ある日,さらっと「今朝,久しぶりに母親と喫茶店でモーニングを食べてきたんだよ」と言った。

 

話の流れは覚えていないけど,私には,その言葉がすごくすごく衝撃的で

 

そもそも,うちがクソ田舎すぎて,近所にカフェがなかったというのもあるけど,はっきり言うと

えっ,お母さんなのに,朝ごはん作らないの!?

というのが一番驚いたことだった。

 

自分の中に偏見があったというのが今ならわかる。でも,当時の私にとって,母親というのは,毎日朝ごはんを用意して子供を見送るものだった。

彼は,母親がそれを「放棄」しているとあっけらかんと言う。しかも,これが初めてではないようである。

大いに混乱して,でも未熟な私なりに各家庭の事情なのだと理解して,非難することなどはせず,「へえ。いいな。うちは近所にモーニングやってる店なんか無いよ」とだけ答えた。その場にいた他の友人が何を言ったかは覚えていないが,皆,同じような感じだったと思う。さらりと流れて,その話は終わった。

 

確か,彼の母親は働いていて,本人曰く,一部上場企業で管理職ということだった。

それだけ忙しくて稼いでいたら,合理的な思考になるのは当然であるし,

睡眠時間を削るなどして「栄養のある朝ごはん」を用意するくらいなら,外でモーニングを食べながら子供と話す方が,よっぽど,良い。そう考える人もいるだろう。

 

そして,今,私も完全にそちら側の思考である。

 

モーニングを食べながら,ふと「そのうち息子が大きくなったらここで食べてから出勤/通学もアリだなあ。なんだかその日はスペシャルな楽しい日になりそうだな」と思い,それで大学の友人のことを思い出したのだった。

 

 

私が,「明日はカフェでご飯食べてから学校に行こうか!」と言い,

息子が,「ほんとー!?僕,ソーセージついてるやつ食べたい!!」などと言い,

夫が,「俺はそのままリモートワークにしようかな」などと言う。

 

最高じゃない?

 

 

友人には,当時は勝手な偏見で内心見下してしまって申し訳ない,と思う。

いまさら伝えないけれど。