おのぼりOL適当日記

おのぼりアラサーが東京で共働き子育てをするブログ。保有する資格,所属する組織とは全く関係なく,個人的意見・思想に基づいて書き散らします。

土曜の行動についてのあれこれ

今日は土曜。夫と喫茶店でブランチを食べ,私はそのまま残って読書,夫は図書館へと出かけた。3時頃にはそれぞれ帰宅して,少し昼寝をしたあと,予約しておいた焼肉店でお腹いっぱい食べた。本屋に寄りエッセイと詩集を買い,自宅で映画「チャッピー」を観て衝撃を受け,ひとしきり感想を話して,それぞれ買ってきた本を読んでいた。ここまでは完璧な土曜であった。ここから,私が風呂に入るために風呂掃除を始めたあたりから,おかしくなった。

 

 

実はこの時点で午前1時である。夫はソファで本を読んでいる。

浴槽の掃除をしているときに,ふと気になって風呂椅子の裏を見たらそこそこ汚れていていたので,ついでにしっかり洗った。風呂桶もまじまじと見たらけっこう水垢がついていたので,これもしっかり洗った。なかなかの達成感。これがいけなかった。なんらかのスイッチが入ってしまった。

 

そのまま,怒涛の勢いで,床に散らばっている本の整理,トイレ掃除,洗い物,食洗機内部の掃除,ゴミ集め,分別,洗濯機の掃除,洗濯物たたみ,テレビ画面の埃取り,ルンバのゴミ取り,床拭き,机拭き。普段ろくに家事をしていないだけに,気になるところはいっぱいある。そしてどれもこれも,やったらすごく綺麗になる(元が汚いから)。

 

気づけば,寝室から,夫が,本を片手に泣きそうな顔で歩いてきた。(夫はいつのまにかソファから寝室へ移動していた。別に私がどこかに行けと言ったわけでもないのだけど)

 

夫いわく,申し訳ないが,とても居心地が悪いと。

 

いろいろ話した結果,夫の中では,家事を手伝えと言われているような気になっていたらしい。また,自分の中でも,「本を読んでいないで家事をやるべきでは?でも今は土曜の深夜1時だぞ。本当に必要なのか?」という思いで,葛藤していたとか。

 

私は,むしろ,夫の読書の邪魔になってはいけないと思っていたくらいなので,手伝ってもらおうなんて気持ちはこれっぽっちもなかった。自分のテンションのまま家事をやっていたにすぎなかった。

 

夫が多少なりとも居心地の悪さを感じたということは,それはすなわち家事を自分のタスクとしても捉えているからであり,うちの父のように(そしてよく聞くこの世の男性のように)家事は女がやるべきで俺には全く関係ないと思っている人ではないということだから,とても喜ばしいことだとは思う。(なお夫の名誉のために言っておくが,夫は普段もよく家事をしてくれている。)

とはいえ,二人の家事テンションが合うときにしか家事をできないとなると,それはそれで困る。現に今も,私がいきおい良く家事をしたせいで,部屋はとても綺麗になった!

 

ということで,真剣な話し合いの末,今後,私に何かの家事スイッチ入ってしまったら夫に宣言することになった。

例「なんだか,すごーーくみなぎってきたので,私は今からすごい勢いで家事をやるつもりです。でも,あなたにもやってほしいとか,なんでやらないんだとか,私ばっかり家事をやっているとか,そういったことを言うつもりは全くないので気にしないで!うるさかったら別部屋に行ってね!!」

 

気がつけば午前2時半。下らない話をしているなあと思う気持ちも多少あるが,意外と,こういう積み重ねが大事な気がする。

総じて今日は良い土曜日だったと思う。