おのぼりOL適当日記

おのぼりアラサーが東京で共働き子育てをするブログ。保有する資格,所属する組織とは全く関係なく,個人的意見・思想に基づいて書き散らします。

月曜からまじめ

今日は,改めて,うちの会社はいい会社だなあと思った。

今日の出来事をすごく抽象化すると,子の養育について便利な制度があり,ある人がその適用を申請し,その行為について誰も咎めずむしろ応援し,ニーズに応じて非常にスムーズに手続きされたというもの。

 

字面だけ見るとなんとも普通だけど,これは結構大変なことだと思う。

 

私が今の会社に入る前,転職活動をしていた時は,「子供を産んだら評価が下がるのは仕方ないよね」なんて言う会社もあったし(しかもかなり大きな会社),新卒で就職した友人が「なんだかんだで女性は出産したら辞めていくよー。居辛いだろうしねー」と言うのも聞いたし(これまた大会社),ほかにも,大学の友人との飲み会で「男は育休取れないしさー」と言う男友達に「なんで取れないの?」と聞いたら,分かってないなと皆から爆笑された経験もある。

(そして,そもそも以前私が居た業界は凄まじく特殊なのだけど…これは話がブレすぎるのでまた別の機会に)

 

制度はあっても,それをきちんと運用することって本当に難しいのだと,なんとなく肌感覚で感じていた私にとって,今日の体験はちょっとした衝撃だった。

 

うちの会社は子供の育てやすさを前面に押し出している。とても良いことだと思う。

 

実は陰で何か言われてるかも?

出世が遅くなるかも?

 

そういうのは後で解決すればいい。後者については,実際問題,検証不可能だし。

少なくとも,制度があって,それをきちんと使うことができ,表立って何も文句を言われない。ここまで持っていくのってすごいと思う。中身はあとで付いてくる。とにかく堂々と制度を使い始めたら,(もし実質面が伴っていないとしても)他の社員の気持ちなんてあとから付いてくると思う。

 

上述の飲み会で,「◯◯(私)ちゃんはバリバリ働きたいんだもんね」と言われたので,「いや,私は別にバリバリ働きたいわけじゃなくて,男性と同じように普通に働きたいだけなんだけど…」と答えたら,「それをバリバリ働きたいって言うんだよ。女の人の場合は」と嗜めるように言われた。

 

でも,うちの会社なら,いわゆる世間一般の人たちが出来ないと思っていることが出来るのではと思えた。なかなか良い経験だった。