2018年2月21日 図書館が好き
タイトルの通り,図書館が大好きです。私はよく引越しをしますが,引っ越した先でもまず図書館がどこにあるかを調べます。本屋ももちろん重要だけど,図書館が好きなのです。
図書館で本を借りて読むという行為に,とても文化的な香りを感じるのです。
この前,マクドに行ったら,おじいさんがホットコーヒーを頼んで,席に座って,カバンから文庫本を取り出して読み始めました。その本には「◯◯図書館」のゴム印が押してあって,もうそれで私はそのおじいさんを超リスペクトしてしまうのです。おしゃれなカフェとかじゃなくてマクドで,借りてきた本を読む。そこにはインスタ映えとかいわゆる観客は一切いない,自分だけの時間で,自分の満足感だけが問題となっている。ものすごく高尚な行為じゃないですか。
息子はまだ静かにすべき場所を心得ていないので,図書館には連れていけません。会社の昼休みに歩いて行って,本を返して,また借りてきます。
今日も,予約本が入ったという連絡があったので行ってきました。
読みたい本があればKindleなどでポチッと押せば秒でダウンロードできる昨今に,わざわざ本を予約して,他の人が読み終わるのを待って,そして連絡を受けて取りに行く,このもどかしさも含めて図書館を愛しています。
そもそもあの本がいっぱい並んでいる感じもたまりません。本屋と違って,売れない本もたくさん置かれている。そこには営利的なものは一切排除されて,ただ,知的好奇心を満たすためだけに並べられているわけです。売れてるから前とかでもなくて,ただ,分類番号に従って,整然と,鎮座している。
たまんないですよね。
息子がもう少し大きくなったら,一緒に図書館に行って,本を選ばせて,読んで,もっと読みたい本は借りて帰って,というのをやりたい。絶対にやりたい。
これは実は,私が親にやってもらったことで,とても嬉しかったこと。
私の数少ない「子供にやってあげたい」こと。(正直,キャッチボールとか英語教育とかスイミングとかは優先順位超低い)
そして,私は,息子がどんな本を読むかには絶対口を出さないの。これ読んだら?とかそんなの読んだら頭悪くなるよとかも言わないの。
これは実は,私が親にされたことで,とても嫌だったこと。読みたい本を読みたい。
あー図書館が好きだー