感謝
今日,私はお休み。
夫は午後出勤の日。
朝から諸々の用事を片付け,さてどこかにお昼食べに行こうかねと思ったら,夫が寝てて,起きそうにないので,1人で高めの天ぷら屋に行ってやった。
天丼天丼
あーーーおいしい
天やの天丼も好きだけど,こういうちゃんとしたお店の天丼もたまには食べないとね。
そういえば,最近よく「感謝しかない」という言葉を聞くけれど,だいたいの場面で,感謝以外の感情もあるべきじゃない?って思う。
「いつも話聞いてくれてありがとう!感謝しかない!」←いや申し訳なさとか恥ずかしさは1mmもないの?
「親には感謝しかない」←それまじで?恨みも憧れも何もないの?
たぶん,「本当に感謝している」,「心から感謝している」,「言葉に言い表せないほどに感謝している」の意味なのだと思う。とても感謝していることを伝えたくて,感謝以外の感情がないという表現を使っているのかな。
結局は良い意味なのだろうけど,ほんまにそれだけ?ってすごくモヤモヤする。
そして,正直,つまらないよね。話が広がらないし,思考停止している感じがする。
さて,
ちょっと体を壊してしまいました。
しばらくは仕事をセーブして,治療を最優先に考えようと思います。
夫はこんな私にとても優しく,話も聞いてくれるし,家事も(今のまま)しなくていいと言ってくれるし,息子の保育園の準備も,遊びも,爪切りも歯磨きも寝かしつけも,正直,私よりしっかりやってくれている。
そんな夫に対して,私は,
めちゃくちゃ感謝しているけど,感謝しかないわけはなく
尊敬の念,申し訳なさ,この人まじで神様なのっていう怖さ,今度彼に何かあったら私が助けようという覚悟,などなど,色々感じている。
でも,そんな彼でも天ぷらには放っていく私(自分の食欲優先)。
なのでやっぱり,感謝しかないなんてことはない。
感謝という言葉では計り知れない色々が,人間にはあるのだ,という話。