そういえば秋にフランス出張してきた話
そういえば秋にフランスに行ってきた。約1週間。
仕事で行ったのであまり観光できなかったけど,写真とともに少し整理しておく。
早くも記憶が曖昧になっているけど…
まずは泊まったホテル。一応パリの中心的なところにあるのだけど…いやだからこそ…
すっっごい狭い!狭いのにこれで2万円くらいする!信じられん!
次に朝食。バイキング形式だけど,パン・ハム・チーズ・ヨーグルトくらいしかない。でも,これが,信じられないくらい美味かった。
ふつうのパンにハム乗せただけなのに…
フランスすごい…
この流れで食べ物系を。
レストランではメニューは当然フランス語表記。さらにフランス人の英語は相当聞き取りづらい。結局,ある料理が肉なのか魚なのかすら分からないこともしばしば。
最終的にそのメニュー名をGoogleにぶちこんで画像検索をすることで乗り切った。料理出来上がり図が分かるので大変助かる。これすごいtipsだから皆試してみるといいよ。
駐在員に教えてもらったのだけど,フランスではデザートメニューに「カフェグルメ」というのがあり,それを頼んだらデザートの盛り合わせ+コーヒーが出てくるらしい。デザートはその日の残り物だったりオススメだったりするので,何が出てくるかわからない。でもすごくお得なことは間違いない。
メニューに書いてなくとも,頼んでみたらたいがい対応してくれるとのこと。
次は,パリ市内,ピカソも通ったという有名ビストロ。
ここはマクロン大統領がまだ大統領選に勝っていないのに実質勝利宣言をして叩かれたことで有名。
ここは英語も通じるし,何ならちょっとおかしな日本語メニューもあった。
おいしかった
ホテル近くで会社の人と食べた。18ユーロくらい。
シンプルな肉,やっぱりうまい!
これは観光の合間にパブで食べたサラダ。ブルーチーズたっぷり,ハムもたっぷり。お腹いっぱい。15ユーロくらい。
週末になりやっと観光モード。このウェリブっていうシティバイクに乗りたかったのだけど,うまく登録できずに断念。あとで調べてみたところ,初めての乗車登録をできるポートは限られていて,ちょっと離れたところにあったみたい。残念。
なんだんかんだで一番使ったのはメトロ。Google Mapで目的地を入れたら行き方を教えてくれる。乗り換えも簡単。特に不便なく一人でウロウロできた。Googleとスマホのある時代でよかった。
メトロはこういう普通の切符で乗ります。乗るときだけ見せる。降りる時にこれがないと改札外に出られないというわけではないけど,たまに抜き打ちで車内巡回があって,その時に切符を持ってないとすごいお金を払わされるらしい。だから電車に乗れたからといって安心せず,最後目的地につくまで必ずポケットに入れておくこと。
そういえばメトロのドアが閉まるのはとても早い。まじで一瞬あいて数人乗り込んだらすぐ閉まる勢い。隙を見て素早く乗らないと危ない。
私は一度挟まってしまい,車内の乗客たちが助けてくれた。まじ恐怖だった。
これまたGoogle Mapを見ながらてくてく歩いて観光。
言わずと知れた凱旋門。すごいでかい。思ってたのの5倍くらいでかかった。
凱旋門に向かう途中にあった像
セーヌ川沿いの自由の女神。アメリカで見たのよりもずっと小さい。
写真の人は私ではありません。
エッフェル塔。この灰色の空がパリって感じ(にわか)
セーヌ川。時間があればクルーズしてみたかった。
次はルーヴル美術館。三角のあれ見えてる〜〜
この三角,美術館の入口だったのです。全然知らなかった。ここからエスカレーターで地下に降ります。ネットでは入場までに1時間かかるとか書かれていたけど,このときは15分ほどで入れました(2017年10月週末)。
ルーヴル美術館はいくつかの翼に分かれていて,それぞれがすごい広いのです。正直全部きちんとみるには1週間はかかるとか言われています。私はいちおう食事時間あわせて6時間滞在する予定でしたが,それでもかなりポイントを絞って見ていきました。
時間がない人用に,こんな風に,有名なものがどこにあるのか案内してくれてます。いいね!
絶対に見たかったサモトラケのニケ!神々しい…
そしてこれも思っていたよりもかなりでかかった。 圧倒される。こんなものよく作るなあ。
ルーブル美術館は広すぎて全部見切れないというのは聞いていましたが,実際に行ってみると,なるほどこういうことかと良くわかりました。ちょっとした廊下や天井にも絵画や彫刻が並んでいて,どれもこれも相当素晴らしいもの。これを全部見ていくと,そりゃあ時間がないわって感じです。
これほんと普通の廊下 。もういちいち見てられないので皆どんどん歩いていく。
はいきたモナリザ!これは近づくまでに3重くらいの人垣を乗り越えなければなりません。
思ってたよりも小さかった!でもすごいオーラを感じたのは,本物の持つ力なのか,それとも予断が入り込みすぎていたからなのか。
さて週末といえば2日間ありますよね。
思い出した。観光したのは日曜日で,土曜日はたくさん買い物をしました。
まずカフェでコーヒーとクロワッサンの朝食。7ユーロ。
この,皿にも乗ってないシンプルなクロワッサンが,私史上もっとも美味しいクロワッサンでした。湿度の問題なのかなんなのか,パリッとして,小麦の甘味がじんわーとして,本当に美味しかった。
息子の服を買うためプチ・バトーへ。まじで結構な量を買ってしまった。言われるがままに会員登録までしてしまった。次いつ来るねん!
レオノール・グレユのヘアオイル。30ユーロくらいだったかな。サンプルもたくさんつけてくれて相当お得感あった。
パリの有名デパートであるギャラリー・ラファイエットにも行ったけど,爆買いの勢いに押されて,ここは一体どこの国??状態になり,さらに,物を買わないアジア人に対する店員の態度がとても悪かったので,早々に出てきてしまいました。
さて次はメゾン・デュ・ショコラの路面店。
パリでチョコを試食して買って……なんか人生の経験値が上がった気がする。
続いてはマリアージュ・フレールのパリ本店で昼食休憩。
めっちゃ古いやん。すごいやん。
しっかりデザートも食べました
なんだかんだで他にも買ったものたち
ロクシタンは普通に安かったのでいくつか購入。
ルーヴルではノートや紙ナプキン,図録を購入。
KUSMI TEAでもティーバッグを3箱購入。
Starbucks CoffeeではParis限定マグカップを購入。
ここからはおまけ。
滞在中,何の祭りかお祝いか知らないけど,夜中に花火があがって綺麗だった。
滞在中に一番よく食べたもの。スタバのテイクアウトのフルーツと,ホテルで淹れたコーヒー。
飛行機はJALのプレミアムエコノミーでした。食事はこんな感じ。
AIR吉野家は面白かった。ふだんはあまり食べないけど,こういうところだとレア感が出て喜んで食べちゃう。
メニューこんな感じ。あ,行きはロンドンに一泊したので,東京ーロンドンと表記されています。
フランスはとにかく物価が高かった。そして店員の愛想のなさがやばい。
しかしこれに慣れてしまうと,帰国後,しばらくは「何で日本はこんなに食べ物が安いの?そして何で皆めっちゃサービスしてくれるの??チップも払ってないのにどうなってるの??」と,逆に日本のオモテナシが気味悪く思えてしまった。
今はまた日本人の基本的感覚に戻りつつあるけど,でもあれだ,みんな,無理しなくていいよ。金額に見合ったものを提供したらそれでいいよ。そして日曜日は休もうよ(フランスはデパートすら日曜日は休みだった。どっこも開いてなかった)。
そしてフランス人はやはりシンプルなおしゃれさんが多かった。ヒラヒラ装飾のついた服よりも,シンプルなニット・パンツ・ヒール・コート・そしてストール(これ絶対)。髪の毛はポニーテールや単に下ろしただけ。
うーん,無理してない感じがいいなあ。
次は仕事じゃなくて完全にプライベートで1週間くらい行きたいぞ!フランス!パリ!