【子ども】ギャン泣き時に便利な耳栓とイヤホン
赤ちゃんは泣くのが仕事とはよくいったもので,息子は,本当に,すごい,全力で泣く。大人の私たちはもう,一部の人を除いて,そんな全力で泣くことなんてないし,仮に号泣したとしても5分ほどで結構息がきれるくらい疲れると思う。でも赤ちゃんはまじで30分くらい泣き続けたりする。頭にびっしょり汗をかいてまで泣く。すごい。大声で「うぎゃーーーーーーん!!!」って泣く。
泣き声は相当うるさい。我が子は可愛いけど,うるさいものはうるさい。
耳元で聞いてると(抱っこしてるからねー),本能としてやばい感じがする。内耳がやられる恐怖がある。ガンガンに響く。
というわけで購入しましたー
まずは
みーみーせーんー!
うるさい音を遮断したい時の基本。耳栓。
ケース付きなのでポケットに忍ばせておこう。
これはいかんとなったら直ぐに装着。もわーーんと耳の中で広がっていくにつれ,赤ちゃんの泣き声も何層かフィルターがかかったようになっていき,少しだけ心が穏やかになります。
うちは夫も私もそれぞれマイ耳栓を用意してるよ!
単にうるさくないだけじゃなくて,泣いている赤ちゃんをあやしている時間をもっと有効活用したいという,意識高いあなたにはこちら!
わいやれす いやほんー!!!
ワイヤレスっていうのがポイント。線のあるイヤホンだと,抱っこしているとすごい邪魔になるから。また,ある時は抱っこ,ある時は添い寝とくるくる体勢を変えたい時にも,ワイヤレスイヤホンならストレスフリー。
しかもこのビートインスティックはおしゃれで,一見すると口紅みたいなの。マグネットでカッカッと,取ったりはめたりする感覚も気持ちい。
私これで息子あやしながら2時間くらい英語のリスニングしたりしている。一挙両得?不幸中の幸い?災い転じて福となす??
とりあえず,少しでも,ストレス時間を快適時間に変えたいものです。
今日も夜泣きがあって,朝早く起きる。それがうちの息子。
【子ども】ネフがマジで良い。生後7ヶ月の息子のお気に入りオモチャ
息子、生後7ヶ月半。
下の前歯が2本、上の前歯も1本生えてきて、なんか面白いらしくてカチカチ鳴らして喜んでいます。
そんな息子の最近のお気に入りオモチャ
●鉄板のオーボール
本当にこれ作った人は天才じゃないかと思う。掴みやすくて軽くて噛みやすくて最高らしい。私は息子が放ったやつを取って戻ってくる役。要は犬です。
●ファミリアの起き上がりこぼし的なやつ
いただきもの。なんて説明したらいいのか分からないけど、丸くてコロコロして優しい音が鳴る。上にぬいぐるみがついてるのがポイント。これを触りたがって、そしたらまた音が鳴って、喜ぶ(かわいい)
●きりんのソフィー
これもいただきもの。見た目からして可愛いし、フランスの赤ちゃんが使っているというので私的付加価値がかなり高い。息子は楽しそうにきりんの足を噛んでいる(かわいい)。
●お米の歯固め
お米でできた、お米の形をした歯固め。これもまたよく考えられていて、穴にちょうど指が入って、自分で掴んでアムアムできるのが楽しいらしい。先日よく見たら小さな傷がいっぱいついていて、小さな歯でしっかり噛んでるのねーと感心した。
●ネフのリング
生後4ヶ月頃からずっとお気に入り。軽くて丈夫。色もカラフル。大きな輪っかをアムアムしたり、小さな輪っかをアムアムしたり、ずーっと遊べる。我が家の大ヒット商品。
●ネフのドリオ
上のリングが大ヒットだったので、ガラガラ的なオモチャも購入。いやもうさすがネフと言わざるを得ない。振るだけじゃなくて、小さな丸を口に入れて遊んだり、ひっぱったり、見つめたり、とにかく何かしらの成長に役立っている感がひしひしする。ああーかわいいー!
コミニュティサイクルでシティガール気取り
ずっと気になっていたコミニュティサイクル、始めてみました。
なんか最近急に利用者が増えた気がします。特に朝はスーツ姿で颯爽と乗ってる人をよく見るし、市民の足として定着してきた感があります。
コミニュティサイクルというのは要は自転車シェアリングです。各所にポートがあって、そこで借りた自転車を適当に乗り回し、どこかのポートに返却するというもの。
ポートはこんな感じ
ここに専用コードを打ち込むor登録してあるカードをかざしたらすぐに使える
基本的には各区で登録が必要なのだけど、いま相互乗り入れ実験中で、千代田区、中央区、江東区、港区、新宿区、文京区なら乗り入れ可。さらに増えそうな感じです。相当遠くまでいけそう。
最初は150円の一回会員で何回か試してみて、これは使いやすいと思ったので、2000円の月会員になりました。これで一回30分以内なら乗り放題です。
自宅のすぐ近くにポートがあるので、ちょっとした買い物はこれでチャリ〜。
銀座へもチャリ〜。
さらに、会社のすぐ近くにもポートがあるので、通勤もチャリ〜。
便利すぎる!!時短すぎる!
これのものすごくいいところは、Googleマップでポートが表示されるところです。
目的地の周辺にポートがあるかチェックして、簡単に返せる。超便利です。
晴れた日に自転車乗るのってふつうに気持ちいいし、しかも疲れたら帰りは電車やタクシーに切り替えられるし、所有自転車の駐輪場に月2500円とかとられるよりも安いし、これは相当使い勝手のいい制度だと思います。
今後も利用者が増えて、ひいては予算が増えて、もっとポートが増えるといいなーと思う今日この頃です。今でもかなりあるけどね。
結婚記念日のフレンチでジェンダーについて考えてしまった話
先日、結婚記念日にフレンチに行ったのですが、そこでなんか小難しいことを考えてしまいました。どうせなのでブログにも書いておきます。
店名は伏せますが、歴史があって重厚なインテリアの店内で、店員の接客もスマートで、もちろん料理も美味しくて、大変良い店でした。
結婚記念日だと伝えたら、こんなプレートまで用意してくれてました。
そこそこお値段もしたけど、美味しかったし、それに結婚記念日なんでね。こっちも分かってます。
そのお値段の話です。
当日、テーブルについたら、夫と私それぞれにメニューが渡されました。そのメニュー、夫に渡されたものには値段が書いてあるのに、私のものには書いてなかったのです。
この店に決めたのは私で、店の予約をして「結婚記念日なんです」って伝えたのも私です。
「あれ?値段書いてないな。あえて見せない系の店なのかな(もちろんそういうところもあるので)」と思いながらも、予約前、夫に、この店でいいかとHPを見せてコース料金も伝えていたので、「このコースで良いよね?料金も分かってるよね?」と確認したら、夫が不思議な顔をして、それで、夫の方には値段が書いてあることが判明したという次第です。
なんか、正直、ガッッカリしました。
男性にだけ、値段が書かれているメニューを渡される (女性には値段を見せない)というのは、今回が初めてではありません。
でも、これまでは、私の誕生日とかで、夫が予約して、私が所謂「もてなされる側」であることが店側にもはっきり分かっている場合でした。
それはそれで値段見せないのはどうかなとは思うけど、お金を気にすることなく好きなものを食べてもらいたいという夫の気持ちを勝手に想像して忖度して(夫は頼んでいないけど)、店側の気遣いとして、サービス精神として、そういうことをするマニュアルがあるのだと理解しています。
でも、今回は、結婚記念日なんですよー。
しかも私が予約してるんですよー。
それで、なんで、私がもてなされることになってんの?なんで、私が値段気にせず食べられるのが夫婦の幸せって思ったの?財布は夫婦のものじゃないの?
てか、極端な話だけど、うちは、私はフルタイムで働いてて、夫は育児休職してもらってるんだけど、そういうこと想像もしてないよね??(もちろんお金を稼いでいる方が偉いと言いたいわけではなく)
女性の尊重ってそういうことなんかしら…それってお人形さんでいてくれってことと何が違うのかしら…と色々考えてしまいました。
どういうサービスが良しとされるかは、時代によって変わっていく気がします。一昔前なら、このサービスは、大変スマートで、「女性に値段を見せないなんて、女性に対する素晴らしい気遣い!!」って褒められるだけのものだったと思います。もし女性蔑視とか言ったら「考えすぎだよー」で終わったかもしれません。
そしてそれはもちろん今でもそうかもしれません。こういうサービスを受けて喜ぶ人もいると思います。私が考えすぎなのかもしれません。
でも、最近は、これだけ、女性も輝けとか、共働きがとか言ってるんだから、店側はちょっと想像してみてほしかった。不快に思う人もいるんじゃないかということを。
せっかくの美味しいフレンチだったけど、なーんか残念でした。
あの店には、多分、もう行かない。
夫に育休をかわってもらって復職した話
約2ヶ月半ぶりのブログ!!
この間色々ありました。まず大きな出来事として,復職しました。
しかも夫と育休を交代してもらって。
息子は昨年11月生まれで,今年,0歳4月の保育所入園を目指していました。
認可,認証,保育ママ,小規模保育園,無認可,思いつく限り全部申し込みました。
隣の区にまでいきました。
しかし結果は全落ち。
生後7ヶ月以降でないと預かれないという園がほとんどなので,息子のような秋生まれはもとより選択肢が少ないんですよね。それもあっての全落ちです。
さて,それでは来年1歳4月での入園を目指すか,ということになり,もちろんこちらも激戦だけれども,選択肢は広がるし,またインターナショナルスクールとかも視野に入ってくるし,来年ならお座りさせて自転車での通園もできそうだし,あー,でも,仕事したいなあ,仕方ないな子供産んだらこんなもんか…と育休延長しようとしていた矢先,夫からまさかの発言「俺が育休交代しようか」と。
そこからは関係各所の調整が結構大変でしたが,最終的にはみんなあたたかく応援してくれました。
本当に夫の会社の方には感謝しております。男性で一年も育休を取るのは極めて稀だと思います。
とはいえ,極めて稀だというのが,おかしいんじゃないかなあとも思います。
私自身,「保育園に入れない→自分が育休延長」ということしか頭になかったけど,別に男性女性どちらが育休取ってもいいはずなんですよね。法は男女を区別していません。
また,現状,子供を育てる女性の勤め先ばかりが負担を負っている形になっているけども,男性の勤め先の会社はそんなの全く意識していないですよね。女性が休んでいる(その会社はさまざまな負担を負っている)からこそ,男性が働き続けていられるのだけど,そういうのって当然だと思われている気がします。
とにかく女性が休みやすいとかばかり宣伝されがちだけど,男性が休みやすい雰囲気を作るのも大事だと思います。育休3年!とかあるけど,私は正直そんなに要らないし,できたらすぐに働きたい。キャリアの断絶期間をできるだけ短くしたい。
やっぱり子供を育てていくには男性側(本人及び会社)の協力が不可欠です。
妊娠出産は仕方ないけど(でもこれも医学の進歩でどうにかならないかなーと思っているけど),育児については,女性だけじゃなくて,男性も同じように負担できる社会であればいいなと思います。(今回は育児休職に特化して書いたけど、もちろん普段早く帰ってきて育児できるようにしてあげるのも大事だと思う。「夫は激務で頼れない」家庭があまりにも多すぎる。)
で,私の実際の働き方はというと,昇進したことから裁量が増えて,とてもやりやすくなりました。
もともと,頭脳労働で,どこでやってもできる仕事だったので,時間及び場所に拘束されなくなったのはとても助かりました。
具体的には,一応一日数分でも勤務先にいればそれで出勤扱いになり,あとは自宅で作業しようが何しようが構わないという状態です。とはいえ集中力の問題もあるので実際にはほとんど勤務先のオフィスにいるのですが,息子が風邪をひいて夫にもうつって重症化した時などは,一度出勤してすぐ戻り(職場までは片道10分),自宅で息子を見ながら作業したり,スカイプで会議に出たり,息子を寝かしつけてからまた仕事したりで,なんとか乗り切れました。
こういう働き方は,システムの整備及び周囲の理解が必須であり,その面では大変恵まれていると思います。
来年4月になってもどこにも入れなければ,その時はまたその時考えますが,今のところ思いつくのは,①私が交代してまた育休を取る,②いっそのこと辞めて海外留学とかする,③いっそのこと辞めて企業内保育所のある会社に転職する,くらいでしょうか。本当に未定です。今いるところはとてもいい会社なので,できるだけここで働き続けたいなぁとは思ってます。
なんにせよ,女性が子を産み育てるにあたって,選択肢が多いのはいいことです。男性育休はその一つなので,世の中の男性はぜひ検討していただきたいと思います。
麻酔分娩をした話②
日々の生活に追われてかなり間があいてしまった!麻酔分娩をした話②。
(「麻酔分娩」「無痛分娩」のキーワードでこのブログに来てくださる方が相当数いらっしゃるようでありがたいです。ちょっとでも参考になれば嬉しいです)
前回の記事
目次
- そもそも麻酔分娩とは
- 病院探し
- (当該病院において示された)麻酔分娩のメリットデメリット
- 陣痛から出産まで ←今回ここ
- 産後の体調(母子それぞれ)
- まとめ
4 陣痛から出産まで
4−1 子宮口と陣痛促進剤,麻酔の関係
ここ重要なのだけど,ある程度子宮口が開いていないと麻酔分娩はできないらしい。
そもそも出産とは,
陣痛で胎児を外へ外へ出そうとする
→同じく陣痛で出口が完全に開く(10cm)
→で,で,出たー!!
って感じなので,いくら押し出しても,出口(子宮口)が開いていないと,胎児はぎゅうぎゅうになって外に出られなくて,悪ければ心拍低下,緊急帝王切開となるらしい。
ある程度子宮口が開いていると,麻酔して陣痛誘発剤や陣痛促進剤で追い上げて全開までもっていけるけど,全く開いていなかったり,ガチガチだと,難しいらしい。
では子宮口っていつ開くの?という話だけど,これ,人それぞれで,陣痛によってじわじわ0から開いていく人もいれば,臨月には普通に数cm開いてたりする人もいるらしい。
うちの病院では,子宮口が5cmにならないと麻酔を入れないという方針だった。
で,私の場合は
前駆陣痛(陣痛もどき。普通に痛い)で来院
→子宮口全く開いておらず(0cm)
→でもちょうど麻酔医がいるし念のためにチューブを入れてもらい,入院。
→前駆陣痛(普通に痛い)が続くが,子宮口開かないため一晩中悶え続ける。
→あまりにも辛いので,交渉して,3cmになったら麻酔を入れてくれることに。
→やっと3cm。前駆陣痛からいつのまにか本陣痛になっていた。
→麻酔投入。めっちゃくちゃ楽になる。
4−2 全身管理
3−3でも述べたが,麻酔を入れると胎児および母体に影響が出る可能性がある。
これにより,全身管理が必要となる。麻酔投入に伴い,私の体にはすごい勢いで 機器が装着された。
MAX8つ。
1:陣痛促進剤の針
2:輸血用の針(結局輸血はしなかったけど)
3:血圧計
4:導尿カテーテル
5:お腹の張りをみるモニター
6:胎児の心拍をみるモニター
7:(6で一時心拍低下が見られたので)酸素マスク
8:忘れちゃいけない麻酔チューブ
どこかのタイミングで,1か2の針から抗生剤も入れられた。
とにかく現代医療すげええええと思った。
特に7については,胎児の心拍低下ということについて自覚症状は全くなく,むしろ麻酔を入れて落ち着いてやっと普通の会話ができるようになっていた頃だった。夫が水を買ってくるねと個室を出ていって,私もぽやっとしていたら,ナースステーションでモニターしていた助産師さん達が走ってきて,あっという間に酸素マスクをつけられ,胎児に酸素がいきやすいという四つん這いにさせられた。
夫によると,20mほど先の自販機で水を買って,戻ってきたら,助産師3人がかりで押さえつけられて酸素マスクをつけられている妊婦がいたので(明らかに修羅場),部屋を間違えたかと焦ったらしい。
結局5分ほどで回復。これはこの後もう1回あった。
全身管理はすごい。導尿カテーテルも,挿入時こそウッて感じだったけど,そのあとはトイレに動かなくていいし楽ちん。
私はもういくらでも管理してくださいという気持ちだった。
4−3 痛みの程度
そもそも,うちの病院では,全くの無痛にはしないという方針だった。
全くの無痛だといきむタイミングが分からないというのがその理由。
痛みは本人の絶対評価なので,痛かった痛くなかったの感想にあまり意味はないのかもしれないけど,一応,相対評価できそうなものがある。
出産時はNSTという機械をつける。これはお腹の張り(ひいては陣痛の強さ)を観測するものである。
お腹が張ってきたーもりもりしてきたーーというときに,この数値がぐぐぐぐーっと上がる。
引いてきたーというときに,この数値がすーーーっと下がる。
切迫早産時もつけていたが,この時のお腹の張りはだいたい15くらいだった。
これが前駆陣痛時は25くらいになり(相当痛い)。
子宮口がやっと3cm開いた頃には,50くらいだった(めちゃくちゃ痛い)。
それが,麻酔を入れたあとは,70になっても,ふつー。
80とかでも,「これ2桁しかないけどMAX99なのかな??」と夫と喋られるレベル。
99から動かず,「うわーやっぱりここまでかー」みたいな。
おっそろそろ痛いぞとなったら,ナースコールを押して,医師に麻酔を足してもらう。
そして麻酔をしてても結構痛くなり,NSTは常に99をさすようになって,もはや意味がなくなり,見なくなった。
また,出産時,陣痛の他にも内診が痛かったとよく聞く。
そう,「子宮口◯cm開いている」とかは,助産師ないし医師が手を突っ込んで確認するのだ!!普通に考えたらこれだけでもめちゃくちゃ痛いのだ。
しかも,なかなか開かない時は,無理やり指で押し広げたりもするのだ。正気の沙汰ではない。
8cmくらいの時だったかと思うのだけど,医師が,内診中に,「これ痛くないの?」と聞いてきた。
「まあ,痛いのは痛いですけど」と答えたら,
「うん,いいね。麻酔がよく効いてる。これ普通の人なら悲鳴あげて身をよじらせるレベルだよ」と。
一体何をしているんだと思ったけど,正直,よく分からなかった。つまりは医師の言う通り麻酔がよく効いていたんだと思う。
ちなみに医師はこの内診の直後,夫に「麻酔がよく効いています。麻酔分娩の目的は達成できたと言っていいでしょう。」と伝えたらしい。
まだ産んでないのに???って話だけど,でも,やっぱり相当痛みを緩和できたみたい。それにしても本当に何をされてたんだろう…
4−4 いざ出産
分娩台にのぼって,いきむときは,そんなにしんどくなかった。
出産は鼻からスイカを出すとかなんとか言われるけど,産む瞬間より,バットで腰を叩かれているようなあの陣痛の方がよっぽどしんどかった。
夫が立ち会ったのだけど,給食当番みたいな格好だったので,「給食当番みたい!」と言って笑った。
「いきむ時のイメトレしてなかったんですけど,普通は何分位かかるんですか?」と丁寧語で助産師に尋ねた。
子宮口は全開で一番痛い時間帯だったはず。でも,そのくらいの余裕はあった。
分娩台にのぼってから20分ほどかかかって出産。
医師によると「普通の人の1/3〜1/2程度の痛みだったと思う」と。
それでも相当痛かったので,普通の人,すごい,と思った。
結構長くなったので,今回ここまで。
③に続く。
息子生後4ヶ月
4m8d。生後4ヶ月を迎えております。めでたいめでたい。
備忘録として生後3ヶ月の間の成長記録を。
・授乳について
ミルクの回数が1日6回→5回で固定。また1回あたりの量も140ml→180ml程度になった。ただ飲みムラが激しく,気分が乗らないときは120mlくらいでペッとする。
朝一あまり飲まないのは親に似たのか(私も朝食あまり食べられないタイプ)。
風呂上がりはすごい勢いで飲む。人間っぽい。
・生活リズムについて
朝6時半頃に起き,朝寝1時間,昼寝2時間半,夕寝30分,風呂18時頃,19時半頃寝るというのでほぼ固定。夜中は全く起きない。
授乳間隔が約11時間もあくのでさすがに心配になり,医師・保健師に相談したが,問題ない(わざわざ起こして授乳する必要はない)と言われたのでそのままにしている。問題ないとされた根拠は,日中十分に飲んでいること,機嫌がいいこと,おしっこうんちがきちんと出ていること,体重が順調に増えていること,だそう。私もしっかり眠れるので,本当にありがたい。
なお生活リズムについてはジーナ式をはじめかなりの本を読んだが,結局こちらの安眠ガイドが一番分かりやすくて実践しやすかった。
・体の動きについて
首すわりほぼ完成。うつ伏せ寝にして,首を持ち上げる練習をさせていたところ,ある日突然グイッと肩まで上がるようになってびっくりした。前日までフガフガ言ってたのに…!
最近は首を持ち上げて左右にキョロキョロしている。ただ,首がしっかりしたことにより,肩に乗せてゲップをさせる時に頭突き(横から)を食らうことが多くなった。油断できない。
よく腰をひねっているが,まだ寝返りはできない。
右手左手バラバラに動いていたのが,ついに両手が出会った。胸の前でモミモミしている。また手を口に入れて舐めて確かめている。たまに突っ込みすぎてむせている。こうやって自分の体を把握していくそうで,その原始的なやり方に驚き。
・おもちゃについて
プレイジムで遊べるようになった。また,オーボールやラトルなど細いものに手を伸ばし,自らの意思に基づいて振って遊ぶようになった。おもちゃを目の前に見せると,ゆっくりと手を伸ばし,掴み,「おお!(見たものに触ることができた!)」という顔をするのが超絶可愛い。
最近のお気に入りはこれ。バウンサーにつけるおもちゃ。すごい集中力で,ずっとグルグルさせている。
・よだれがすごい
とにかくすごい。べっちゃべちゃになる。スタイを3枚用意していたのだけど全然間に合わないので追加購入。1日5枚はべちゃべちゃになる。
ところで今は「よだれかけ」は古くて「スタイ」と言うらしいです。
同じように
ゆりかご→バウンサー
ガラガラ→ラトル
おくるみ→アフガン(まぁこれは人による)
おしゃぶりはそのまま。
これ豆知識な。ベストのことをチョッキって言う人いたら,あって思うだろ。それと一緒な。
・笑顔がすごくかわいい。
目があうと,ほんと満面の笑みになる。赤ちゃんの歯のない笑顔って無垢な感じがやばい。
朝起こしにいくと,ムニャムニャとして,私を見つけて,ニコオーーーとする。また私を見つめながらアーウーキャウーと一生懸命喋る姿はこちらこそ垂涎ものの可愛さ。
さらに,少なくとも,私とそれ以外というくらいには人の顔を認識しているようである。朝,夫を見ると,目を大きく開けて「えっ」みたいな顔をする。私と夫を交互に見て,私が笑顔なのを確認して初めて夫にニコッとしてあげる,という。
今日はくしゃみ直前のフエフエくらいのときに私を見つけて,フエ,ニコォ,クシュン!となってた。生理的現象に自由意思が介入した瞬間!すごい!
・皮膚科デビュー
とりつかれたかのように毎日3回念入りに保湿をしているおかげか,今のところ肌トラブルはほとんどない。ただ眉毛のあたりに乳児脂漏性湿疹ができてしまいしばらく治らないので,これを機に皮膚科デビューしてみた。すっごい薄いステロイド入り塗り薬を処方され,それを薄く塗ってたら3日で治った。
私は生後2ヶ月でアトピーを発症したので気になっていたが,今のところ息子にはその兆候は見られないらしい。また私は中学生の時に完治してることから,息子ももし今後発症しても,そんなに重篤なものにはならないのでは,とのことだった。
ちなみに医師によると,親の片方がアトピーの場合,子が発症する確率は1/3とされてるらしい。両方の場合は1/2。思いの外低い。やはり環境因子も相当重要みたい。
資生堂が開発したという乳液を勧められ,その場で2本購入。
これをぬりぬりしていた赤ちゃんはアトピーの発症率が低かったとのことなので,以前にも増して丁寧にしっかりぬりぬりしている。めっちゃ楽しい。
こんなもんかな。すくすく育てよー。